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【保存版】ランディングページの作り方|成果につながる基本構成やストーリーを伝える順番がわかる
2023/06/27「会社でランディングページを作成するようになったけど作り方や流れが分からない
「ランディングページを作成する時の注意点が知りたい」
「初心者が作るならどんな方法があるのか知りたい」
このようなお悩みを解決していきます。
ランディングページを作る前に知っておくべき3つのポイント
1.ユーザーファーストを意識する
ランディングページはユーザーファーストを意識することが重要です。
ユーザーのことを大切に考えて、使いやすくて見やすいランディングページは最後まで読んでもらえ読者を行動させられるからです。
いくらコンテンツを作り込んでも、使いにくかったり見にくかったりするとすぐに離脱されてしまいます。
どうしたらLPが使いやすくなるか、最後まで読んでくれるかを、ユーザーの気持ちを考えて作ることが大切です。
2.ファーストビューを意識する
ファーストビューが弱いとすぐに離脱されてしまうため、重要な項目の1つです。
LPでは70%のユーザーが、ファーストビューの時点で離脱するというデータがあります。
ファーストビューは、ユーザーがページを訪れたときに一番最初に目に入る画像や文字です。
ユーザーは、目に入ってきたページをわずか3秒で読む価値があるか判断するようで、一瞬で読者の気持ちをつかんで放さないようにすることが必要です。
ユーザーが知りたいと思う情報や、先を読むとどんないいことがあるのかを分かりやすく説明することが必要でしょう。
3.誰でも更新可能にする
ランディングページは担当者だけでなく、誰でも更新できるような状態にしておくことが必要です。
ランディングページは作って終わりではなく、定期的な効果測定や、修正、更新を繰り返して成果の出るページにできます。
担当者だけが更新できる状態だと、その人が更新できなければLPの施策はうまくいきません。
いつでも何度でも更新ができるように、わかりやすいマニュアルなどを作っておくことでランディングページの最適化を行えます。
ランディングページ制作の流れ7ステップ
次の7ステップを踏むことで効果的にLPを作成できます。
- 目的を決める
- ペルソナと自社の訴求ポイントを決める
- ワイヤーフレーム・構成を作成する
- ライティング
- デザイン作成
- コーディング作業
- 公開・運用・効果測定
具体的に解説をするので、1つずつみていきましょう。
1.目的の設定
ランディングページを作成する前に、まずは明確な目的を設定しましょう。
LPはページに訪れたユーザーに、何かしらの行動をとってもらうためにあります。
訪れたユーザーにどんな行動をしてほしいか具体的に決めていないと、求める成果にはつながりません。
例えば以下のような目的があります。
- 商品やサービスの購入
- 会員登録
- 資料請求
- お問合せ
このような目標を決める際には、「申し込み件数」や「お問合せ件数」などの数値を盛り込むとより具体的になります。
LPの施策が明確になりやすいので意識するようにしましょう。
2.ペルソナと自社の訴求ポイントの決定
次に具体的なペルソナと、自社の商品・サービスの訴求ポイントを決めましょう。
ペルソナとはターゲットの具体的な人物像のことで、以下のようなものがあります。
- 年齢
- 職業
- 性別
- 居住地
- 収入
- 家族構成
- 趣味
ユーザー像を詳細に設定することで、コンテンツ内容やデザインがぶれなくなり、届けたい人物に刺さりやすいLPを作成できます。
逆にペルソナを設定できていないと、作っているうちにターゲットがずれてしまい、時間もかかり低品質なLPになってしまいます。
多くの企業が取り組んでいるので、効果的なLPを作成するには必須と言えるでしょう。
3.ワイヤーフレームの作成
目的とペルソナを設定したら、ランディングページのワイヤーフレームを作成します。
ワイヤーフレームとはWebページの構成や設計書のことを指し、何をどの順番で伝えたらより成約しやすいかを考えなければいけません。
以下のことに取り組むことで効率よくワイヤーフレームの作成ができます。
- ペルソナの悩みや疑問を具体的に書き出す
- 悩みを解決するための対策を書き出す
- 効果的に伝える順番を考える
- フォーマットを決めておく
ターゲットや悩みの内容に対して、上手に解決方法を伝えられなければ興味を持ってもらえず、ユーザーは離脱してしまうでしょう。
成功するLPを作成するために、ワイヤーフレームを作り込みましょう。
4.ライティング
次にランディングページに記載する文章を考えます。
LPライティングに適したPASONAの法則というフレームワークを活用すると、効率よく書けるためおすすめです。
PASONAの法則とは、以下の流れで書くことを指します。
- Problem(問題提起)
- Affinity(親近感)
- Solution(解決策提示)
- Offer(提案)
- Narrowing Down(絞込)
- Action(行動)
訴求する商品やサービスの強みや、メリットを伝えるだけでなく、購入したらどんないいことがあるのか、ベネフィットを想像できるように伝えましょう。
口コミや評判など、実際に使ってみた人の声があると信頼してもらいやすくなります。
5.デザイン作成
ペルソナにとって、わかりやすく魅力的なデザインを作成しましょう。
訪れたユーザーが分かりにくく行動しにくいものだと、すぐに離脱してしまう可能性があります。
例えばペルソナがなりたい像にぴったりの画像が多く使われていると、こんな風になりたいと思って、LPの先まで読み進めてくれます。
他にも、以下のようなデザインに注意しましょう。
- フォントサイズにメリハリをつける
- 文字の太さや色、文字の間隔を統一する
- ユーザーの視線移動を意識する
競合のランディングページを参考にして、魅力的なデザインを作成しましょう。
6.コーディング作業
ランディングページをWebページに表示させる、コーディング作業をしていきます。
多くの企業は、Web制作会社やフリーランスに制作を依頼することになるでしょう。
依頼する前に以下のことを決めておくことが必要です。
- LPのURL名
- アップするサーバー
- お客様からの問い合わせ時に使うメールアドレス
- 自動返信用のメール文
LPは作って終わりではなく、いろんなパターンを試してみることになるため、修正前提で依頼をかけましょう。
7.公開・運用・効果測定
コーディングを終えたら実際に公開をして、運用・効果測定をしていきます。
ランディングページは公開してすぐに成果が出るものではありません。
公開後にLPOという手法を用いて、分析と改善を繰り返して成果を出していくものです。
ランディングページの分析方法が気になる方は、別記事をご覧ください。
「ランディングページ(LP)の分析方法|具体的な手順や便利なツールを紹介します」
ランディングページを作る3つの手段
ランディングページを作る方法として、以下の3つの手段があります。
会社の予算や状況に合わせて、選びましょう。
1.フリーランスに依頼する
ランディングページ制作を安く外注できるのが、フリーランスに依頼することです。
個人に発注するため、制作会社よりも人件費がかからず安く依頼ができます。
例えば、フリーランスでも実績やスキルがあるかによって単価が変わりますが、5万円〜20万円で依頼できることが多いです。
制作会社になると中小企業でも、20万円〜40万円が費用の相場です。
制作会社では、多くの人で作業を分担してやるためフリーランスよりも時間や人件費がかかります。
フリーランスであれば個人なため安いだけでなく、1人で完結して比較的早く納品できます。
ただ制作会社よりも質が落ちたり、急に連絡がとれなくなったりする可能性もあるため注意しなければなりません。
2.Web制作会社に依頼する
ランディングページ制作をWeb制作会社に依頼する企業も多いです。
制作会社はフリーランスよりも、少し時間や費用がかかりますが、高品質の制作物が保証されています。
さらにフリーランスは、急に音信不通になる人も多いため、質の高いものを確実に制作してもらいたいならばWeb制作会社が良いでしょう。
3.自社で制作する
お金をできるだけかけたくないという企業は、自社で制作をするのが良いでしょう。
LPを制作できるスキルを持った社員がいるなら、給与に手当をつけて作ってもらうように提案すると安く済ませることができます。
高度なスキルを持った社員がいなくても、以下のような簡単にLPを制作できるツールがあるため、活用して社員につくってもらうのもよいでしょう。
以下のツールはある程度無料で使用でき、初心者でも調べながらLPの作成ができます。
- Wix
- ペライチ
- STUDIO
- Jimdo
- MOSH
無料でも使用できますが、有料プランに変更するとより多機能で効率的に作成ができます。
まとめ:制作のポイントを押さえて効果的なLPを作ろう
大きな収益につながるランディングページは、多くの企業が作成して運用したいと思っていることでしょう。
ペルソナをしぼって悩みを解決できる商品やサービスであると紹介できると、訪れたユーザーは自然と最後まで読み進めて行動をしてくれます。
正しいステップをふみ、1つ1つポイントをおさえていけば高い可能性で成果の出るLPを制作できます。
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